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本当は怖いドライアイ&疲れ目!本当に効果的な対策はこれだった

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つらい疲れ目、本当の原因は

長時間のパソコン作業で目が疲れる目がかすむといった経験は誰にでもあるはず。

そんなとき、目を休めたり、遠くを見たりといった対策を取るのが一般的です。

でも、一時的に疲れ目が回復したように感じても、またすぐに目に疲労を感じることも少なくありません。

そもそも、なぜ目の疲れは起きるのでしょうか。

目で物を見るというと、視神経が映像をとらえているように感じてしまいますが、実はその前にある水晶体網膜が重要な役割を果たしています。

物を見たとき、映像は目の中にある水晶体を通して網膜にたどり着きます。

この網膜を通して視神経を通じ、脳がその対象を確認します。

この一連のプロセスが「見る」ということ。

では、目が疲れたというときには、そのプロセスの中のどの部分が疲労を感じていることになるのでしょうか。

物を見るプロセスの中で、最も働いているのは水晶体や網膜ではありません。

一番、過酷な労働を強いられているのは水晶体の周りにある筋肉である「毛様体筋」です。

この毛様体筋は水晶体の厚さを変える働きがあり、近くを見る時には収縮して水晶体を分厚く、遠くを見る時には拡大して水晶体を薄くすることで、人間の目は近くのものにも遠くのものにもピントを合わせることができるのです。

しかし、現代社会では遠くよりも近くを見る機会のほうが圧倒的に多いもの。

近くを見る時には毛様体筋は水晶体を分厚くするため収縮し続けています。

たとえば腕の筋肉で言い換えれば、ずっと力を入れ続けている状態。

毛様体筋は非常に小さな筋肉ですが、筋肉である以上、使い続ければ疲労物質である乳酸が溜まっていきます

しかし通常であれば、筋肉は弛緩することで血流が促進され、その血流に乗って疲労物質が排出されていきますが、収縮を続けている状態である毛様体筋には疲労物質が溜まる一方。

その状態が長期間続くと、やがて疲労物質を排出する機能そのものが衰えていき、疲れがなかなか抜けにくくなってしまいます。

この状態がいわゆる「疲れ目」なのです。

こんな症状が出たら目が疲れている証拠

スマホやパソコンの画面、テレビ、本など、近い場所を見続けなければいけない現代人にとって、宿命ともいえる疲れ目。

しかし、単に目が疲れたという感覚だけでなく、様々な症状として現れることもあります。

そのひとつが頭痛吐き気

通常、頭痛や吐き気を感じたときには、「風邪かな?」と思うこともありますが、実はその頭痛と吐き気の原因が疲れ目だったということも少なくありません。

それではなぜ疲れ目が頭痛や吐き気という症状で現れるのでしょうか。

疲れ目の原因が毛様体筋だということはすでに述べた通りですが、毛様体筋を使い続けていると、やがて毛様体筋は正常な働きができなくなってしまいます。

そのため、見たいものにピントが合わなくなってしまいますが、これはいわば、度数の合わない眼鏡やコンタクトを使用している状態です。

合わない眼鏡やコンタクトを使っていると当然見たいものがぼんやりとしか見えなくなりますが、それでも視神経はなんとかしてピントを合わせようとします。

この視神経の過剰な活動は、周辺の血管と神経にも影響し、それが頭痛となって現れます。

また、この活動を受けて働き始めるのが平衡感覚を司る三半規管。

物がはっきりと見えないのは、平衡が保たれていないと判断し、必死にバランスを取り始めます。

しかし実際には、身体は動いていないため、平衡感覚が混乱し、いわば車酔いのような状態で吐き気が起きてしまいます。

さらに、無理やりピントを合わせようとしているときには、頭の皮膚や首、肩などの筋肉も緊張を強いられることになり、それがさらに頭痛や吐き気だけでなく、肩こりや首、背中の痛みなどを誘発することになります。

本当は怖いドライアイ

また、疲れ目の大きな原因には「ドライアイ」が挙げられます。

ドライアイというのは、簡単に言うと「目が乾く」という状態です。

しかし、実はドライアイはそれほど簡単に片づけられる症状ではありません。

目が乾くというと、単純に「目を開けている時間が長いから」「まばたきをする回数が少ないから」と考えがちです。

もちろん、長時間のパソコン作業やスマホを見続けていると、まばたきの回数が少なくなり、結果的に涙の分泌量も減少し、ドライアイになることもあります。

さらに、現代のオフィスなどは冷暖房などの空調が完備されているものの、湿度は低く抑えられがちです。

そのため、乾燥が進み、ドライアイになりやすい環境が揃っていることも挙げられます。

しかし、そういった環境だけでなく、ドライアイにはもっと深刻な原因がある場合もあります。

たとえば、自己免疫の疾患の一つとして「シェーグレン症候群」というものがあり、これは涙腺や唾液腺に障害が起きて、涙や唾液の分泌ができなくなるという病気です。

ドライアイにはこの「シェーグレン症候群」が原因となることもあります。

これは今でも原因が不明の病気で、国の難病にも指定されているものです。

これは自分の免疫が自分の身体を攻撃する病であることから、同様の自己免疫性の疾患である関節リウマチや膠原病なども併発する可能性があります。

また薬による副作用で起きる「スティーブンス·ジョンソン症候群」を発症した場合にも、重いドライアイが症状として起きることがあります。

「スティーブンス·ジョンソン症候群」は、いわば薬のアレルギーですが、風邪薬や頭痛薬といった一般的な薬でも発症することがあり、一命に関わることもある非常に危険な病気です。

これらのように、非常に重篤な病気だったというケースは多くはありませんが、これまでにない強い目の乾燥を感じたときには、重い病のサインだということは覚えておいてもよいでしょう。

また、ドライアイには偏った食生活や強いストレスが原因となり、涙の分泌量が少なくなるというケースもあります。

単にドライアイだと軽く考えることなく、総合的な身体の不調として、自分の生活を見直す機会としてとらえることが必要です。

決定的な疲れ目対策はこれだった!

現在では単に身体の一時的な不調だとは言い切れない疲れ目やドライアイ。

それでは、疲れ目やドライアイを感じたときには、どのような対策を行えばいいのでしょうか。

温かいタオルを乗せる、遠くを見ると言う方法も、毛様体筋をストレッチし、涙の分泌を促すと言う意味で効果がありますが、もっとも効果的な疲れ目対策は「しっかり睡眠を取ること」です。

あまりに単純なため、拍子抜けする人もいるかもしれませんが、これ以上の疲れ目·ドライアイ対策はないと言っても過言ではありません。

というのも、睡眠中は水晶体を支えている毛様体筋は完全に弛緩した状態。

疲労物質を排出し、同時に栄養源となる新しい血液の供給が行われています。さらに重要なのが、ストレスを軽減するということ。

実はストレスは疲れ目やドライアイを悪化させる大きな原因です。

ストレスを感じたときには人間の身体は交感神経が働き始めるのですが、この交感神経によってまばたきや涙腺の分泌が抑えられてしまいます。

するとドライアイが起き、それが原因となって疲れ目が加速、さらにそれにストレスを感じて交感神経が働くという悪循環が始まってしまいます。

しかし睡眠中は交感神経の働きが抑えられ、代わって副交感神経が優位となるだけでなく、睡眠によって脳や神経のメンテナンスが行われ、これまでの疲れをリセットすることができるのです。

疲れ目やドライアイは放置しておけば単に物が見えにくくなるというだけではなく、日常生活に支障をきたすほどの痛みや不眠などのトラブルに発展することもあります。

軽く考えることなく、一度しっかりとしたケアを行ってみてはいかがでしょうか。

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